画像:http://sdh.or.jp/article/202/p20.html より 拝借 Orz~
http://www.kanazawa-it.ac.jp/dawn/171501.html より 引用 Orz~
「ガリレオはその晩年、ポンプはなぜ32フィート以上に水を吸上げることが出来ないのかという理由を研究していました。空気はそれ自体に重さがあることは、圧縮空気の重さと通常空気の同容積のものの重さとくらべるという実験で確かめてはいたのですが、そのことを上記のような現実の事実に関係づけるには至りませんでした。ガリレオは、このポンプの現象はアリストテレスの「真空の恐怖」、真空は存在せず「自然は真空を嫌う」という信仰的な原理によるものであると考えていたのでした。
ところがこの問題は、ガリレオの最もすぐれた弟子であり、その晩年に彼の秘書を務め、また親友でもあったトリチェリによって取り上げられました。トリチェリは管の中にある水の重さと空気の重さがつり合っているのだと推測し、水の代りに水銀を用いて実験をしてこの推論を確かめようとし、ヴインチェンツオ・ヴィヴィアニと共同で1643年にこの仕事にとりかかりました。水銀は水より約十四倍重いので水の場合の十四分の一の長さの管を使えば済むのです。初め、一端を閉じたガラス管に水銀を満し、開いた方の端を親指でおさえて、ガラス管を逆さにします。そして水銀の入った皿につけて、親指をはなします。すると、水銀は一部皿の中へ流れ出ますが、大部分はガラス管内に約30インチの高さの水銀柱となってとどまり、閉じたガラス管の頭部には真空の空気ができます。
この「トリチェリの真空」は人間が作った初めての人工真空で、運動についてのアリストテレス派の理論を究極的に論破したのでした。トリチェリは空気の重さが水銀柱を押し上げて、30インチの水銀の重さとつり合っているものと結論しました。この装置は空気の重量(大気圧)を測定する一つの道具となったので、つまるところトリチェリは気圧計を発明したことになります。」
http://ja.wikipedia.org/wiki/エヴァンジェリスタ・トリチェリ より
「約10メートルよりも深い井戸から水を直接吸い上げることができないことは古くから知られていたが、1643年、トリチェリはこれを説明するための実験を行った。一方の端が閉じたガラス管に水銀を満たし、水銀を満たした皿にこれを立てると、水のときの約14分の1の約76cmの高さにしかならず、それより上の部分は真空になることを発見した。水と水銀の密度の比も約1:14であることから、空気による圧力、大気圧によって液体が押されているのだ、という結論に達した。同時に、水銀柱の高さは日々微妙であるが変化することも発見した。また、水銀柱のある場所によっても変わることが分かった。このため水銀気圧計の発明者ともされている。また、圧力の単位トル (Torr) はトリチェリの名にちなむ。」
画像:http://www.ijinten.com/contents/ijin/torr.htm より 拝借 Orz~
エバァンジェリスタ・トリチェリ
台風とかの気圧には...hPa(ヘクトパスカル) の単位が使われてるけど...
医学では...血液ガス(BGA)では、Torr(トル)で表記してる...^^
http://ja.wikipedia.org/wiki/Torr より
「トルと水銀柱ミリメートル (mmHg) は、本来は同じ単位の別名である。mmHgは、「ミリ水銀」「ミリエイチジー」「ミリメートルエイチジー」と読まれることがある。
圧力を求める方法の一つに、その圧力によって支えられる流体の柱の高さを使う方法がある。流体は密度が一定のものならなんでもいいが、水のような比重の軽い液体では、柱の高さは非常に高くなってしまう(一応、水柱を使用した水柱メートル(mH2O) などの単位はあるが、標準大気圧を水柱で表すと10メートル近い値になる)。よって通常は密度の高い液体である水銀(Hg) が使われる。標準大気圧は約 760 mm の水銀柱を支えることができる。すなわち、標準大気圧の760分の1は1 mmの水銀柱を支えることができ、その圧力を1水銀柱ミリメートル (mmHg) (または1ミリメートル水銀柱) と呼ぶ。
定義
http://www.hiluxsurf.com/shiru/shiru-03.html より 引用 Orz~
「気圧とは、
空気の圧力(大気圧) 地球上にある空気の重さによって、押さえつけられる力のことで、1気圧が1013hpa(ヘクトパスカル)です。 上の方に行くほど小さくなり、地面の気圧の大きさは水銀なら76cm、水なら約10mの高さまで押し上げる力にほぼ等しくなります。気圧は100mあがるごとに12hpa減ります。」
浸透圧に凝ってるなぁ...Orz...
トリチェリーの実験ってのがあったけど...覚えてる?
長い管に水を満杯にして...それを逆さにしたとき...その水面のたかさは10mくらいまでで...
その上は真空になっちゃうってな実験だったと...
つまり...地上での大気圧は...10mH2O ってわけ...
吸引ポンプで水を吸い上げようとしても...10m以上にゃ汲み上げられないってわけね ^^
だから...
吸引式のポンプを使ってどの高さまで水が汲み上げられるかってのは...
真空の高さまでってことになるわいなぁ...
算数で解いたら吸引式ポンプ何台必要かは算出できるんだろなぁ?
で...大気圧の変わりをするポンプ=加圧式ポンプならどんな高さまでも水を押し上げられるはず...^^
そのポンプに...浸透圧って使えそうじゃん?
屋久島の縄文杉なんての水分の運ぶ方法って...浸透圧じゃないのかいなぁ?
調べてみたけど..表面張力による毛細管現象と根からの浸透圧と葉の蒸散だってな...^^;...
上に行くほど溶質の濃度が高ければ...半透膜の細胞膜さえあればいくらでも浸透圧で...つまり...加圧式ポンプで運べそうだけどなぁ...?...で...上まで行ってプラトーになっちゃ圧格差がなくなっちゃうから...
上の葉っぱから水分を蒸発させて...高濃度を保ってれば浸透圧格差は続くはずだものね?
毛細管現象ってのを調べなきゃいけなくなってきた...^^;...Orz~